だいぶ古くなっている部分もありますが、お許し下さい! 多少なりとも参考になれば幸いです。
諸分野の研究に関するリファレンス
これらの分野については、リファレンスがあります。直接関係ないかも知れませんが、テクニック的には押さえておく必要があるかも知れません。
※文字認識に関する主要論文のリファレンス
梅田:手書き漢字認識研究の歩み, 信学技法PRU95-120(1995-09)
※筆者認識に関する主要論文のリファレンス
吉村:筆者識別研究の現段階と今後の動向, 信学技法PRU96-48(1996-06)
吉村ミツ・吉村功「筆者識別技術の最近の動向」/電子通信学会誌、72.7、1989
吉村功・吉村ミツ「筆者識別技術の現状」/『計測と制御』、25.8、1986
※筆跡鑑定に関するリファレンス
高澤:筆跡鑑定, 科学警察研究所報告法科学編 Vol.51, No.2, July 1998
※心理学系
小林「1950年代以降における書字行動実験の文献研究2」(1987,広島文教女子大学紀要22)
小林「1950年代以降における書字行動実験の文献研究3」(1988,広島文教女子大学紀要23)
小林「1950年代以降における書字行動実験の文献研究4」(1989,広島文教女子大学紀要24)
手書き文字の評価を研究するための基礎文献
以下はある人が「手書き文字の評価」の研究をするに当たって、どのような文献を見ておくべきかという質問に答えたものです。比較的コンピュータよりではないものを、あげてあるかと思います。もし参考になりましたら、幸いです。手書き文字を評価する必要性 : 漢字・書写CAIに関する文献
Chen,S.C:Compuer Aided Learning of the Writing of Chinese
Characters, Ph.D Thesis, Wasington University Server
Institute or Techonology, MIssoure(1973)
石田敏子:コンピューターを利用した漢字の個別
学習、日本語教育,Vol.36.pp.55−65(1979)
Komori,S.:QTkanji Lerning How to Draw Kanji with QuickTime,
Ann.Symp.,pp.96-99(1995)
山崎、井口,桜井:書写技能知能を組み込んだCAI
システム,電子作報通信学会論文誌.vol.J72−D−II,
No.9,pp.1493−1500(1989)
平形精一:字形要素による学習漢字の分類,書写
書道教育研究vol.4,PP.64-74(1990)
押木秀樹:手手き文字研究の基礎としての研究の
視点と研究構造の例、書写書道教育研究,Vol.11,
pp.25−36(1997)
鶴岡亮二.吉村ミツ,前田和昭;インターネットを
利用した外国人・小学生のための漢字学習支援シ
ステムの開発,情報処理学会人文科学とコンピュー
タ研究会(1996)
Tatsuoka,R.,Maeda,K. and Yoshimura,M.:
Developmento of an Internet Kanji Learning System
, The 8th Biennial Conference of the International Graphonomics
Society,pp.65-66(1997)
手書き文字に関する評価の先行研究 : 書写の評価に関する文献
書写の分野における評価の歴史などを踏まえるための本・論文です。
コンピュータ絡みではありません。
・『国語科書写指導講座』第五巻「評価と作品処理」
藤原宏・細矢肇編著
明治書院
昭和44年(1969年)
※ちょっと古いが、総合的な本
・「書写の評価基準の手順を考える」
久米公,くめいさお,,,
国語教育,No.282,105-113,明治図書,1980.11,,
書写評価について、全体構造を図式化して評価手順を明確にした。
その上で、教材別到達基準の見定め方の要点と具体例を示して、
新しい書写評価法推進の指標足らしめようとした。
※1980年頃の評価の考え方
・「書写書道教育における評価法に関する考察(1)
−「教育測定時代」の動向を中心に−」,
須永由美子 森田咲子 樋口直宏,
書写書道教育研究,第6号,45-54,全国大学書写書道教育学会,1992.03,31,
研究誌論文,書写書道教育,書写教育,歴史研究,評価論,方法論,−−−−,
教育学/心理学的,教育測定 評価法 ソーンダイク エアーズ スケール
※大正時代の評価について(歴史)
・『書写書道 作品評価原理』
鵜飼寒鏡著
昭和42年(1967)、高教出版
※実際に、子どもたちの作品を評価した例が載っている