■ Yahooニュース 「今もある…主流は2B、シャーペン禁止…」について | Date: 2023-11-15 (Wed) |
朝日新聞の「ハードなブラックお姉さんの証し?(学校の「アレ」は今シリーズ)」2023.09.19(火))に続いて、Yahoo!ニュースにおいて、
「今もある?小学校の「鉛筆」巡るあのルール 主流は2B、
シャーペン禁止、バトエンは?」
が掲載されました。
ゼブラによる2015年のアンケート調査では、対象の小学生300人のうち、49・6%がシャープペンシルを「使っている」と回答したものの、「学校で使っている」は8・6%となることが紹介されています。
なぜ小学校では、シャープペンシルの使用が禁止され、鉛筆の使用が推奨されているのでしょうか。その理由は、書字を中心とした学習的な面と、学習活動の記録等に用いる際の筆記具の特性としての面から考えられると思います。実は、今、卒業研究で取り組んでいる学生もいますので、その成果なども含め、いずれ詳しく述べたいと思っています。
とりあえず一言。この十数年、芯が折れにくい工夫がされたものや、芯の回転により尖った状態で書き続けられるもの、分解しにくかったり芯の補充が簡単なものなど、様々な工夫がなされていることから、学習用筆記具について再検討することも重要だと思います。そして、鉛筆には鉛筆の、シャーペンシルにはシャーペンシルの良さがあり、それぞれの特性を理解して使い分けられるようになることが大事だと考えています。小学校学習指導要領における「目的に応じて使用する筆記具を選び、その特徴を生かして書くこと。」にもつながっていくと考えます。