スマートフォンの手書き入力について(ペン内蔵スマートフォン更新) Date: 2021-09-03 (Fri) 
 長めの原稿を書くときなどは、デスクトップパソコンにキーボード入力を使うことが、どうしても多いのですが、研究室を出ての記録やメモには、手書き入力をかなり使っています。タブレットとしてはSurfaceを使っていて、書類作成やメモなどのために手書き入力をしたり、PDFの資料への手書きの書き込みや、PowerPointを投影しながら手書きで書き込んだりといった用途にかなり使っています。

 またスマートフォンでも手書き入力を試してみています。特にペン内蔵型で、ペン入力を売りにしている機種にはとても興味があります。
 Galaxy Note10なども試しに使わせてもらったことがありますが、少々高額で購入してはいません。一方、2年前に、Infinix note5 stylusというスマートフォンを購入し、手書き入力を試してみていました。(廉価ですが、これはインド・アフリカ地域に向けた機種で、「技術基準適合認定」「技術基準適合証明」がないはずですので、実用には使えません。)この機種は、単にペン内蔵というだけではなく、パームフリーなので画面に手が触れていても問題なく書くことができ、感圧式のペンなので書いたときの筆圧が線に表れて豊かな表現力を持っています。この機能をもったペンが、廉価で購入できるというのは驚きでした。しかし、1年経過するくらいからペンのバッテリが短時間で終わってしまうようになり、2年くらいで使えなくなってしまいました。残念。

 今回、試しにMotorola社の moto g stylus (商品名としてはmoto g pro)を購入してみました。電磁誘導系ではなく、単なる静電容量型なので、ペンが内蔵されているというだけで、手にも反応します。ただ、太さの変化が付けられるみたいで、もう少し試してみたいと思っています。
 やはり手書きツールとして自然な使用感のためには、パームフリーであることは重要ではないかと思います。設置面積や形状などから判断するとか、各社様、何とかならないでしょうか。

 で、moto g stylusにしたので久しぶりに手書き入力のツールを試してみました。総合的にはNeboを使ってみているのですが、汎用の手書き入力にはこれまでmazecを使っていました。ということは、google手書き入力ではまだストレスを感じていたということです。今回、Gbordの手書き入力を試してみて、かなり実用的にも良い感じがしました。Neboのように手書きとコードと両方をデータとして持てることが将来的には重要だと思いますが、今の状況からは、手書き入力のレベルが上がってきていますので、とりあえず課題はパームフリーのように思います。

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