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「ため」について |
Date: 2005-12-02 (Fri) |
この点については、私自身、うまく文章化する自信がありません。ただ、感じられるように思うのは、事実なのですが、、。
10月に「手と脳」に関する研究会に参加しました。その会で、琉球舞踊の玉城先生が、舞踊における手の「ため」の話題を出され、他領域からも、その重要性が指摘されていました。その玉城先生の手の動きにおける「ため」と書の運筆における動作に共通点があるように思いました。
音楽において同じ拍子であっても、どこを強調するかでリズムも微妙に変わってくるということがあるのではないかと思います。私は音楽に詳しくありませんが、ジャズの演奏などを思い浮かべています。(詳しい方、ぜひ教えて下さい。)
きちんとリズムが取れることは、まず重要なことであり、その上で、一瞬のためが、演奏・線や造形を良くし、味わいを作り出しているのではないかと思います。
これ以降の考察は、宿題とさせていただきたく思います。
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