シンポジウム「文字文化の今、未来」ー補足「文字の読みやすさ」ー Date: 2025-11-28 (Fri) 
 11月26日(水)27日(木)と、全日本書写書道教育研究会の大会が千葉大学教育学部にて開催されました。千葉大学教育学部附属中学校での公開授業では、複数の授業が公開される中で、3年生の文字文化について話し合う授業を参観させていただき、大会を通してとても有意義な時間を過ごさせていただきました。
 
 27日(木)には、シンポジウム「文字文化の今、未来」があり、私も登壇者の一人として、 「文字文化としての書字動作とパラ言語的要素」についてお話しさせていただくとともに、ディスカッションさせていただきました。

 そのことについても、また改めて書きたいと思いますし、何らかのまとめが出される可能性があるかも知れません。ただ、もう少し時間があればお話ししたかったことに以下のことがあります。ここに残しておきたいと思います。

 それは書写を専門とする人以外、文字に関わっている人であっても、書写で学習することを「文字の美しさ」や「整った字形」ととらえている方が多いように思うことです。国語科書写として、言語能力としては、文字の「読みやすさ」の向上と考えるべきはずのところだと思うのですが。正誤、読める読めないという問題にプラスすべきことは様々あろうと思いますが、意外に意識されていないように思います。たとえば、「整った字形」であることも、適切な文字の大きさや配列とともに、「読みやすく書く」ために必要なことと考えるべきだと私は考えます。

 ちなみに「読みやすさ」が重要だという前提があって、書字動作の「書きやすさ」や読みやすさに加えて「パラ言語的要素」で伝わるものの重要性の話ができるはずなのです。

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