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熱意と着実さ

 縁あって昨年九月より、書道部の学生達と接することになりました。これまでの活動状況を聞くにつけ、前顧問の法水・深川両先生の学生に対する姿勢に、頭が下がります。

 学生らは、先輩諸氏の作り上げてきた伝統によって、熱意をもって書に対しております。夜を徹して筆をとり紙にむかうという情熱にその一端を伺うことができました。新しいテーマ・課題に臆せず挑戦する姿も若者らしさが感じられます。

 書の稽古には、コツコツと不断に積み上げていく面があろうかと思います。書に取り組む学生諸君には、身につけてほしいことの一つです。そして卒業する諸君には、各自差はあれ、定期的に筆を筆を持ち、大学時代の熱意を思い起こしてほしく思います。

 ご来場の皆様に心より感謝申し上げ、学生に対するご支援・ご教導とともに、顧問の姿勢につきましてもご叱正をお願い申し上げる次第です。


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