前期・オンライン授業(書写)のメモ Date: 2020-08-20 (Thu) 
 上越教育大学は、オンライン授業を基本としていましたが、実技・実習の科目などでは、一部対面による授業もおこなっていました。私は、50コマ(90分×50回)程度、オンラインもしくはオンラインを併用して授業をしましたので、そのことをメモしておきます。
 
 私はずっとskypeを使っていた(その前はCUSeeMe)ので、skypeかまだteamsな感じでしたが、大学の指示でzoomを使いました。

 元々パワーポイントを使っている部分は、画面共有で見てもらえばOKでしたし、こちらの書字動作などは、元々OHCカメラの映像や動画をかなり大きなスクリーンに写して示していたので、それもそのままzoomに載せることができました。一部の授業で、黒板に書いて書き取らせるようにしていた部分は、パソコン上の手書きソフトを使って、共有しました。(zoomの板書機能は、、)
 いずれにしても、surfaceを使っていたことから、パワーポイントにしても板書ソフトにしても、普通に手書きできるので違和感がなかったともいえそうです。

 フィードバックはさすがに今一歩で、10人以下の授業などではそれほど問題ないものの、それ以上の授業では手応えが不十分でした。最大で240名程度の受講者でしたが、たまに「挙手」をさせたりしてみたものの、リアルタイムでの雰囲気などは伝わってきません。
 なお、話合いをさせる場面では、学生たちはブレイクアウトルーム?を普通に使っていましたので、問題ありませんでした。

 いわゆる提出物などは、google classroomを併用していました。レポートのようなものは、普通に提出してもらい、実技系のものは(イメージスキャナが使える学生は少ないので)CamScannerやOfficeLensなどを使ってくれる学生もいて、それほど不自由ではありませんでした。
 
 というわけで、あんまり変わったことをせずに、前期は終わりました。

 最後の問題が、学習者の動作に対するアドバイスができない(しにくい)ことでした。書字動作を見ながらアドバイスをしたいのですが、それがなかなかできません。以前、上越教育大学附属中にいらした清水陽一郎先生の実践のように、ペアになって相互に動作を動画撮影できたりすると良いのですが、通常のカメラでは顔を写すのはやりやすくても、書いている動作を良いアングルでこちらに見せるのは難しい感じでした。
 動作のフィードバックをどうするかはちょっと工夫する必要があると感じています。最後の+αは、ここではないかと思います。

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