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中越沖地震 |
Date: 2007-07-17 (Tue) |
まずは、中越沖地震に関して、上越教育大学や当研究室について、ご心配いただき、ありがとうございます。
上越教育大学では状況の把握をしているところではありますが、今のところ、目立った被害はありません。(7/17午前) なお、上越市は柏崎市の隣に位置していまして、柏崎市に接している地区はかなりの被害のようです。ただ上越教育大学のある春日山周辺や自宅のある高田地区は、本棚からわずかに本が落ちた程度で済んでいます。
私自身は、地震発生時、上越新幹線で東京へ向かう途中、群馬県のトンネルの中にいました。停電して非常用照明のみになり、トンネルの出口までたぶん惰性で走行し、トンネルを出たところで停止。その直後に、揺れました。特に強い余震が報告されていないところをみると、「新幹線早期地震検知システム」が非常に良い形で機能したのかも知れません。中越地震の際に、震源地近くを走行していた新幹線が脱線したことが話題になり、脱線を問題視したマスコミと、脱線だけで済み死傷者がでないことを高く評価したマスコミとがあって、国際的には後者のように高く評価されていたことを覚えています。今回、「停止→揺れ」を体験してみて、(システムの機能であれば)技術力の高さを実感しました。すごいです!
地震直後、電話が通じにくかったですが、研究室のサーバーと自宅のサーバが生きていたので、停電もないし棚やパソコンがひっくり返ったりしていないことを確認できました。メーリングリストで、ゼミ生の安否の確認をしたところ、問題なし。
1時間半遅れて都内での会議に顔を出して、ほとんどそのまま帰路につきました。結構苦労しましたが22時頃に帰宅できました。
ゼミの卒業生の中には、被災地域出身のものがいます。心配しているところです。
なお、中越地震の時に比べて、今のところ、余震は少ないです。
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