書きやすい点画とそうでない点画とがあるのでは?

押木秀樹   


 文字の書きやすさということを考えるためには、書きやすい点画とそうでない点画との考察がひつようなのではないでしょうか。たとえば、宮崎県の外林義朗先生は、書写書道教育学会において筆記具の持ち方と書字方向の違いによる書字速度の測定・分析をしていらっしゃいますが、論文化されていないのが残念なところです。
 書字に関する研究として、書字運動の分析は不可欠であり、私自身取り組みたい方向性です。また、大正期の心理学系の研究として既に扱われていることも忘れてはならない点です。たとえば、東京文理科大学文科紀要第二巻『書字動作の実験的研究』(武政太郎)から、以下の資料を載せておきます。


(1999.04.18)



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