香川県小学校教育研究会書写部夏期研修会講演 資料
2000年7月28日
新学習指導要領と書写の基礎基本

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 ここまで、書写の汎用性のある学習内容ということについて述べてきましたが、おおよそイメージをつかんでいただけましたでしょうか。

 もちろんこういった基礎基本としての学習内容は、それを生かしていくための方策、子どもたちからすれば生かそうとする態度や意欲がなければ、やはり生きないであろうかと思われます。
 汎用性のある学習内容と、それを生かしていくための方策とがそろうことで、この研究会が以前より提唱してきた言葉を用いれば、転移力を養う学習が可能になると考えます。

 総合的な学習との関係で、書写の基礎基本を生かしていくということに関して、書写書道教育学会などでも発表がなされています。

 たとえばこれは、剣持先生の例です。「総合的な学習の中に文字に関する内容を単元として組み・・・・」のように述べ、下の例をあげています。環境調査隊では、環境美化として必要な文字を書く、花の名前・木の名前などがあげられています。また、文字探検隊では、地域の書き文字を調べようという例があげられています。この「文字調査隊」の単元は、さきの研究紀要の「筆の達人」と同様、書写に関連する内容をコアとした学習といえるでしょう。