香川県小学校教育研究会書写部夏期研修会講演 資料
2000年7月28日
新学習指導要領と書写の基礎基本

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 これに関する規則性は、いくつかの点から考えられます。もっとも広く使える知識として、図のように考えられます。小学生に教えるが教えないかは別として、たとえば教師が持っているべき知識として、このように簡略化しても、ある程度使えると考えます。

 縦画が上にくる部分形は高め、横画が上に来る部分形は低め、下部も同様に考えられます。このような知識を元に、手書きの文字、たとえば書写教科書の末尾の漢字一覧表を見てみると、一部の例外をのぞきかなり当てはまることがわかります。教科書体は、必ずしも手書きの文字と同じとはいえませんが、試しに先の441字の冒頭の部分を見てみましょう。
 おおよそ、この原則が当てはまっていることがわかるはずです。

 これなら、441字すべてについて、一字一字学習しなくても、応用がきくとはいえないでしょうか。

 実は、この元となる考え方を応用すると、字形を整える際さらに広く応用できる可能性があり、そのことも触れたかったのですが、また次の機会にお話しできたらと思います。